目次
部位別の特徴とコツ
モモ肉
モモ肉は、こってりや脂身が苦手な方などにおすすめです!
脂身が少ない部位で、あっさりしていて食べやすいのが特徴!!
特に女性に人気がありますが、小さなお子さまやお年寄りにもおすすめしたいお肉です!なぜ、おすすめしたいかと言うと、脂身が少なくヘルシーなので食べても胃もたれなどなくあっさりしているからです!
カタ肉
カタ肉は、(ウデ)と(カタバラ)という部位に分かれるんですが、(ウデ)は脂が多めについたモモ肉という感じで割とさっぱりといけます。ウデは、スジが有りそのスジは煮込みにも使えますし、ジンギスカン羊羊ではスジ焼きとして提供しております!スジは味がしっかりしており旨味がたっぷりです!
(カタバラ)は脂身が結構あり、コクのある味です。カタ肉を焼くと脂がたくさん流れるので鍋のお野菜が香ばしく焼けるのが好きですね。
細かい部位により、ウデ部分は赤身に脂身が多めについており、また、カタバラ部分も脂身が多く、全体的に羊の脂の旨味を存分にお楽しみ頂けるお肉です。
ヒレ肉
ヒレ肉は、取れる量がとても少なく希少部位と言われ、ラム肉の中でもっとも柔らかい赤身肉です。
ショートロイン(ロース芯)と並んで羊肉の最高級部位です。仔羊一頭からたったの2本しか取れません。そのため、流通が非常に少なく大変希少な部位となっております!
ロース肉
ロース肉は、ラム一頭からたったの500グラム程度しかとれない希少部位で、ほぼ100%の赤身でありながら、肉質が非常にやわらかいのが特徴です。
骨付きロース肉(ラムチョップ)などは、フランス料理の食材としても有名ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
たん
ラムの舌はさほど大きくなく、食肉加工出来る量も多くはありません。ラムタンはジンギスカンをソウルフードとする北海道でもあまり食べた経験のある人は稀です。柔らかさとジューシー感がありますので、薄切りにしてタン塩もよし、分厚く切っても想像以上の優しい食感が特徴です。
マトンレッグ
ラムが生後12ヶ月未満なのに対して、生後2年以上の羊肉はマトンと呼ばれています!
ラムに比べてお肉に弾力があり、色は赤みがかっていて、羊独特な匂いとクセがあるお肉!ジンギスカン好きにはピッタリで深みのある味です!
それぞれの調理器具で羊肉を料理する際のコツ
フライパン
ジンギスカンを手軽に作るならフライパンがおすすめです。 羊肉は火が入り過ぎると固くなってしまうため、スライスされた羊肉であれば、片面40秒づつが目安となり、 野菜などの別の食材と一緒に炒める際は、別々に炒めるのがポイントになります。 このようにたったひと手間加えるだけで、柔らかくおいしく仕上がります! そして前日に、タレや塩こうじやにんにくチューブなどの調味料を羊肉に漬け込むことで、さらにおいしく羊肉を味わえることができ、フライパン調理のレパートリーが広がります。
オーブン
オーブン料理はなんだか難しいと思う方もいると思いますが、試してみると実はすごく簡単なんです!
ここでは、オーブンでの火入れに適した骨つきラムロース(ラムチョップ)のオーブンでの焼き方をご紹介します。
なぜラムチョップがオススメなのか、出来上がりの見栄えもよく、骨付きなのでワイルドさもあり手で持ち食べやすいのもあります! オーブンで焼くときは、ラムチョップであれば200度で25〜30分、ラムのカタ肉や野菜のグリルでしたら170度で30分が目安です。
ホットプレート
家族や友人とホットプレートを使って楽しくジンギスカンパーティーをする調理方法もおすすめです。 ホットプレートの場合、ラム肉と野菜を一緒に焼くことでラムの脂が野菜に染み込みうまさアップします。 味付けなしでラム肉を焼き、ジンギスカンのタレにつけて食べれば美味しく簡単にジンギスカンパーティーを開けます。
ラムの塊肉を上手に焼く方法
焼く前の準備
骨付き肩ロース(ラムチョップ)などのラムの塊肉は 焼き方に気をつけるだけで、柔らかさが変わります。
焼き方のポイントは、調理する1時間(夏は30分)ほど前に、お肉を冷蔵庫から出し常温に戻しておくことと、焼いた後の余熱をうまく使うことです。
焼き上がりの目安
ラム肉を家庭で料理するときに、多くの方が難しいと思われる工程が「焼き上がりのタイミング」になります。
結論、焼き上がりの目安は切った断面が「ローズ(バラ)色」になったタイミングが良いとされています。
生のラム肉は比較的濃い赤色をしており、それが熱を通すことによってだんだんとピンクがかってローズ色になります。
焼いた後
塊肉をオーブンまたはフライパンでを焼いた場合は、アルミホイルで包み余熱で温めます。
余熱で温めることにより、中心部がローズ色に変わります。 厚みや、量で焼く時間は変わりますが、中火〜弱火でじっくり火を通し過ぎずに、お肉の中心温度が70度にするのがポイントです!
まとめ
今回はラム肉の 「部位別の特徴とコツ」 「調理器具で羊肉を料理する際のコツ」 「ラムの塊肉を上手に焼く方法」 についてご紹介しました。
宗教上の制約を受けないことから世界で一番食べられている食肉としても紹介されているラム肉は、 レアやミディアムレアなどで召し上がれますし、塊肉でもスライス肉でも美味しく召し上がれます!
なので、家庭料理やパーティー・アウトドア料理だけでなく、フレンチの高級コース料理のメイン食材としても利用されています。
ラム肉はコツさえ抑えれば焼き方次第で様々な味や風味を楽しめるため、ラム肉料理にご興味ある方は参考にしてください!