ラムの骨付き肉「ラムチョップ」の部位はサーロインです。牛や豚などよりも油が少なく、羊肉特有の香りも少ないので、食べやすいことで人気を集めています。
ラムチョップはステーキなどにして食べると美味しいですが、焼き方によっては固くなってしまうため注意が必要です。
今回は、ラムチョップの焼き方のポイントと焼くときの注意点をご紹介します。
目次
ラムチョップの焼き方3つのポイント
①常温に戻す
調理開始の約30分前に冷蔵庫から出して、常温に戻しておくと焼いたときにムラがなく、焼きやすいです。冷蔵庫から出してすぐの冷たいままだと熱が通りにくいので、注意が必要です。
②焼き加減はレアの状態
焼き上がりの目安はお肉の中心部がローズ色(薔薇色)になるよう仕上げるのがポイントです。表面にしっかり焼き色をつけて、中心部までは火を通しすぎずレアの状態で火を止めましょう。
③予熱で火を通す
火を止めた後に熱々のラムチョップをすぐにアルミホイルで全体を覆い、余熱で中まで熱を通すことで、ローズ色(薔薇色)になります。この余熱の時間が、お肉をややレアの状態から、柔らかく焼き上がる「ローズ色」にしてくれます。目安として2分ぐらいです。
おすすめの焼き方
ご自宅のフライパンで簡単調理
フライパンで焼く特徴
フライパン調理の良さは、焼き具合が一目でわかることです。ラムチョップの焼き色を見ながら焼き時間を調整し、お好みの仕上がりにできます。
おすすめの調理手順
- フライパンにサラダ油、またはオリーブオイルを少し入れ温めます。
- ラムチョップからも油が出るので、フライパンへの油は少量で良いです。
- 中火で脂身の部分から、立てて焼き始めます。
- うまく立たないときはトングや箸などでおさえてあげましょう。
- 表面にしっかり焼き色がついたらアルミホイルでくるみます。
- レアで仕上げるときには、予熱で2分ぐらい置きましょう。
オーブンならお肉に熱を均等に入れられる
オーブンで焼く特徴
熱したフライパンにお肉をのせると一時的に温度が下がります。逆にオーブンはかなりの高温で焼くことができるので、お肉全体にムラなく熱が入ります。
オーブンはじっくりとお肉全体を焼くことができ、ひっくり返す必要もなく、決まった時間まで触らないので手間も少ないです。オーブンで焼いている間は、別の料理を並行して調理することもできます。
おすすめの調理手順
- アルミホイルを敷きます。
- 事前にオーブンを温めておきます。
- オーブンにラムチョップを並べます。
- 200℃で20〜30分ほど焼きます。
- ラムの厚さによっても火の通り方は変わってくるため、様子を見ながら焼くのがおすすめです。
【番外編】低温調理器
低温調理器で焼く特徴
お肉の調理で固くなる原因のひとつは温度です。66度を超えるとお肉の水分が無くなり徐々に固くなります。低温調理器は温度を設定して調整ができるのでおすすめです。お肉の種類、レシピや仕上がりに合わせて柔らかくしっとりとした調理ができます。
低温調理器のおすすめは「BONIQ」
豊富なレシピで使ったことがなくても安心
「BONIQ」が提供しているレシピはとても豊富です。牛肉、豚肉、鹿肉、羊肉、野菜等に合わせたレシピがあり、それぞれの設定温度と時間が詳細に記載されています。
何より多彩なレシピが提供されているので、思わずチャレンジしたくなってしまいます。
ラムチョップの調理にも最適
火を使う調理も美味しくラムを楽しめますが、簡単に柔らかく仕上がる低温調理器には驚きます。低温調理器では、温度・時間・食材の厚みで仕上がりが変わりますので、ラムチョップの調理手順をご紹介します。
おすすめの調理手順
- お肉に塩コショウやソースで下味をつけます。
- 下味をつけたお肉をビニール袋やジップロックに入れます。
- 鍋などの容器に低温調理器を設置し電源を入れます。
- 時間になったら取り出して完成です。
※低温調理器のメーカーやレシピで手順が異なります
まとめ
今回は「ラムチョップの焼き方」についてご紹介しました。
- 調理開始の約30分前に冷蔵庫から出して常温に戻す
- 中心部まで火を通しすぎずレアの状態で火を止める
- アルミホイルで全体を覆い余熱で中まで熱を通す
- 低温調理器で簡単に美味しく調理することもできる
ラムチョップだけでなく、お肉は焼きすぎると硬くなってしまいます。おすすめは仕上げにアルミホイルで包み、余熱でゆっくり熱を入れ、柔らかく仕上げるのがポイントです。
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